コラム

 公開日: 2013-08-02 

ネットワーク型RTK-GNSSと境界確認

7月上旬に注文しておいたトプコンの2周波GNSS受信機が手元に届きそうです。今まではGPS衛星を利用したネットワーク型RTK 測量活用していましたがGPS 以外のGNSS も利用できるようになり、測量の効率化が可能となります。

今回はGPS衛星、GLONASS衛星のみの対応ですが今までより観測できる場所と時間帯が広がりそうで土地や建物の登記に幅広く利用できるので期待しています。

従来型に多い土地の形状を確認するけれども位置については記録されなかった法務局へ登記されている面積計算だけが記録された地積測量図にたいして世界測地系という新しい位置データで記録することができるようになります。

境界が不明確になったために土地所有者様から境界確認の依頼があった事例では、境界確認作業を行うとともにそれまで法務局で公示されていたcm単位で三角形の面積を求める方法により作成された地積測量図を閉鎖して現在の標準である世界測地系で表示した地積測量図を公示するために「地積更正登記」を申請して対応しました。このことにより万が一大きな地震などがあったとしてももともとの境界位置については迅速に復元が可能となりました。

建築事務所から家を建てる前の現況測量の依頼や道路後退杭の設置のための測量依頼も多いのですが、近隣の構造物に頼っただけで位置の判断をしたと思われる場所では法務局に備え付けられた地図の位置と違う思わぬ位置に建物が建築されていた事例もあります。ネットワーク型RTK-GNSSの活用により建物の位置の判断もより正確になります。


建物表題登記や表題変更登記、場合も建物の位置データをジェノバのネットワーク型の補正データ(仮想点方式)配信への接続もAUの3G回線から普段使っているiPhoneのLTE回線で接続できるようになるので、より高速になり使いやすくなりそうです。

この記事を書いたプロ

土地家屋調査士 疋田敬之事務所 [ホームページ]

土地家屋調査士 疋田敬之

茨城県水戸市堀町1125-30 [地図]
TEL:029-253-0365

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
茨城県水戸市の境界確定測量・土地分筆登記・建物表題登記の専門家 疋田敬之さん

境界確定測量、土地分筆登記、建物表題登記の専門家、頼りになる土地家屋調査士(1/3)

 登記には主として不動産の物理的状況を登記する表題登記、権利関係を登記する権利の登記があります。不動産の表題登記とは、不動産の状況(所在、面積など)を登記簿に記載することです。この表題登記のなかには登記法が登記申請義務を定めた登記もあります...

疋田敬之プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

電子基準点体系に基づいた境界杭の測量

事務所名 : 土地家屋調査士 疋田敬之事務所
住所 : 茨城県水戸市堀町1125-30 [地図]
TEL : 029-253-0365

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

029-253-0365

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

疋田敬之(ひきたたかし)

土地家屋調査士 疋田敬之事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
測量CAD
CAD

現地で観測したデータを測量CADで処理して境界杭の位置を評価検討するために福井コンピュータのBLUETREND XA登記測...

[ 土地の測量 ]

測量
TAJIMA

現地で「TAJIMA OS ONBOARD STATION」で観測した3次元測量データは器械内部に観測と同時に保存します。こ...

[ 土地の測量 ]

リアルタイム測位利用技術講習会

当事務所ではネットワーク型RTK測位を採用し世界測地系に基づく現地復元性の高い地積測量図の作成と境界票の設置を...

[ GNSS(GPS)測量 ]

暮らしの情報新聞無料配布
イメージ

高齢者向けの暮らしの情報新聞今まで登記でお世話になった方々にむけて高齢者向けの暮らしの情報新聞の配布(...

[ 暮らしの情報新聞 ]

建物表題登記
イメージ

建物表題登記申請をする場合は登記事項として建物の所在、種類、構造、床面積を登記記録として法務局に送信し、あ...

[ GNSS(GPS)測量 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ